症状ごとの治療法・治療例
人工股関節は動作制限なく脱臼しなくなりました!
人工股関節は動作制限なく脱臼しなくなりました!診療部長 股関節外科部長 伊藤知之
私が人工股関節(THA)の手術を始めて早20年以上が経過しましたが、当初より<どうやったらTHAの合併症をゼロにできるか>という命題を常日頃より考え、日常診療と臨床研究に取り組んできました。
THAの合併症として、感染・脱臼・摩耗などがあります。感染症は人類史上未だかつてほとんど克服できていない難題ですが、脱臼・摩耗に関しては近年の目覚ましい技術革新と股関節外科医としての技術習得などでほぼ解決できたのではと言えるレベルまで当院は達しましたのでご紹介したいと思います。
<脱臼の二大要因>
①関節不安定症 ②インプラント同士が直接すぐにぶつかる

<脱臼が生じないための対策>
①関節不安定症
MIS(小侵襲手術)による筋腱温存
エコーによる術後評価
水平牽引してエコー検査

②インプラント同士が直接すぐにぶつかる
ZedHip/HipCOMPASSによる術前計画・術中支援・術後評価
インプラントの選択(32mm骨頭径以上を使用)

<当院THA患者さんに対する説明>
術後は痛みに応じて自由に動いてください
退院時は悩んだことはやらないでください
悩まないことはどうぞやってください
スポーツも3か月経ったらコンタクトスポーツ
以外はどうぞ楽しんでください
動画はこちら
↑THA術後数か月でこんなことをしてしまう方も
*以後前方宙返りはしていないそうです
動画はこちら
↑両側同時THAを受けた術後3か月で社交ダンスをエンジョイ!


